横殴りの風(強風)
今シーズンの冬はいつまでも寒く雪が多いですね。
来週には3月になるというのに・・・
私は子ども時代信州で過ごしましたので、「寒さ」には慣れてます。
「大雪」の被害に関しては今はネットですぐ話題になりますが、「極寒」に関してはそこまで触れられてないかと。
信州は「大雪」になるのは山間部で、平地は雪は積もっても20〜30センチくらいまで。それより「極寒」さが半端ないです。(今は知りませんが昭和時代は)
- 冬は、朝の気温はほぼ毎日氷点下。
- 日中の最高気温が0℃という日も珍しくない。
- 路面は当然ツルツル。
- スパイクタイヤが使用可能な時代は粉塵公害が半端なく、コンタクトで外を歩くと目が痛くて辛い。
- 中学生時代、女子はセーラー服スタートの下がタイツだけでは寒すぎるので、スカート下にジャージをまくらずに履いて登校しても多めにみてもらえる。
- 手袋は当然二枚重ね。
- ツララは凶器。家から出る時は上を見上げ確認後ダッシュ。
- 登校中みつけたデカいツララを自慢し合うのはデフォルト。
- 午前中、家の窓が開かない。
- 午前中、学校の窓が開かない。
- 朝、車のドアが開かない。
- スパイクタイヤが禁止になって以降、スタッドレスタイヤだけでは心配なので山間部に住む人達はチェーンを巻くことを割と普通にこなす。おばちゃんも金属製のチェーンを一人で巻くことが出来る(人が多い)。ウチの母も普通にしていた。
- 水道管が凍るので、極寒時期は毎晩水を出しっぱなしにする。
- 自分の家は裕福ではなかったため、家の暖房機器だけでは部屋の温度が十分上がらず、手袋して勉強していた。
という感じで、「寒さ」に関してはいろいろ経験させていただきましたが・・・
今暮らしている日本海沿岸地域の「強風」に関しては、ここに住み始めた当時は、ほんま「驚き」でした。
- 雨も雪に「真横」に降る。
- 当然、傘は上にさすのではなく、横にさす。
- 中学生は傘すらささない。
- 冬は、車の上に雪が積もらず、車の片側に雪がへばりついてるだけの時がある。
いやはや・・・、
今は慣れましたが。
話は少しそれますが、台風の日に傘をさしている人々の映像がニュースなどで目にしますが、傘が半壊状態でも気合い入れてさしてる映像。あれはあえてそういうのを狙って撮影してるのでしょうか??
「髪が濡れたくないから強風でも傘をさす!」という意気込みもわからくはないですが、傘が飛んでいったり他人に傘が当たってしまう可能性、「あ、すみません・・・」とか言いながら傘から見える狭い視覚でゆっくり歩かざるを得ない状況で、結局雨の中にいる時間が長くなってる可能性、どうせ傘さしても身体は濡れる、などを考慮すると、開き直って傘はささずランニング(ダッシュ)した方が身体全体にかかる水の総量は少ないんじゃ??
と思うおばちゃんです。が、でも、ダッシュすると他人にぶち当たって迷惑かける可能性が出てきますね。駄目ですね。
まあ、おばちゃんは髪がビチョビチョに濡れようが乾いてようがおばちゃん無敵で最強です。
壊れてしまったら傘は必ず持ち帰りましょう。
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